
青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。
倉田百三 (くらたひゃくぞう)
1891-1943 劇作家・評論家 「愛と認識との出発」
青春の輝き
多くの若者は、「自分もいつかは死ぬ」ということの実感がありません。
そして、時間は無限にあると思っています。
しかし人の一生は限られています。
長生きをしても、100年位です。
それに、晩年が健康であるとは限りません。
たとえ健康であったとしても、若い頃と同じではありません。
頭の回転も身体の動きも、若い頃とはかなり違ってきます。
なにごとにつけ、若者と同じようには行動できなくなってしまうものです。
仮に、今20歳の人が80歳まで元気だとすると、あと60年あることになります。
この60年は若い人には途方も無く長い年月に感じることでしょう。
60年を日数に直すと、21,914日になります。
週数だと3,130週です。
この数値をどう感じますか?
さらに、60歳までは若い時の能力が維持できる、と仮定してみましょう。
今20歳の人はあと40年、活動的に過ごせることになります。
この40年は今まで生きてきた年月の2倍です。
2倍もあると感じますか?それとも2倍しかないと感じますか?
その40年を日数に直すと、14,610日です。
週にすると2,087週です。
これらの数値をどう思いますか?
年数だと長く感じますが、日にちや週に直すと、意外に少ないとは思いませんか?
中にはこのほうが長く感じる人もいるかもしれませんが、いずれにせよ若さは貴重です。
というのも、実際は年を取るにつれて忙しくなる上に、あちこちにガタが来るからです。
覚えは悪くなるし、身体のトラブルを抱えたりします。
毎日を自分の思うように、俊敏に行動することが難しくなっていくのが普通だからです。
しかし、多くの若者はこのことを想像することができません。
いつまでも今の状態が続くものと勘違いをしています。
さらには、自分よりほんの少し年上の人にさえ、「おじさん・おばさん」呼ばわりをして
馬鹿にし、自分もすぐその年になることの想像すらつかないようです。
青春の日々を大切に過ごしましょう。
頭や身体の能力が最高潮である時期を、無駄に過ごさないように心がけてください。
仕事も勉強も、スポーツも、そして趣味も遊びも、何にでも全力投球してください。
それらの経験は、すべて後の人生に役立つことでしょう。
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