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立冬

 

立冬(りっとう)      11月7日(2009) Rittou

二十四節気の一つ。霜降から15日目頃。
太陽の黄経が225度の時。旧暦十月の節。
この日から冬に入るという意味。

 

木枯らし(こがらし)

晩秋から初冬にかけて吹く、北よりのやや強い風を
「木枯らし」と呼んでいます。

気象庁では、木枯らしとは、
冬型の気圧配置になって、北または西北西の風が吹き、
最大風速は8メートル以上で、日中の気温が前の日より
2~3℃以上低くなることと基準を設けています。

それらの条件を満たした最初の木枯らしを
「木枯らし一号」と呼んでいます。
この冷たい強い北風が吹き出すと、いよいよ冬が始まります。

 

時雨(しぐれ)Nijix

晩秋から初冬にかけて、一時的に風が強まり、
急に降っては止む雨を「時雨」といいます。
冬の季節風が吹き始めた頃の、寒冷前線がもたらす
驟雨(しゅうう)です。

時雨は「過ぐる」から出た語で、通り雨の意と
いわれています。雲が通り過ぎると、雨は止み、
すぐに陽が射して虹がかかることがあります。
雪の降る地方では、夏よりもこの季節に虹が
現れることが多いそうです。

 

小春日和(こはるびより)

晩秋から初冬にかけて、春のように暖かく、
穏やかな陽気になることがあります。
これを「小春日和」と呼んでいます。

「小春」とは、陰暦10月の異称で
「小六月」(ころくがつ)ともいいます。
陰暦10月は、今の暦では大体11月からKoharubiyori
12月の上旬にあたります。

「小春日和」を、春の時期に間違って使う
人がいますので、注意しましょう。

 

二十四節気

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、太陽の黄経に従って1年を
24等分し、それぞれの季節にふさわしい名を付けたものです。
太陰暦では1ヶ月が29日か30日となり、1年が354日しか
ないため、実際の月日と季節にずれが生じてしまいます。
そこで中国では、季節を知るために太陽の動きに合わせた
二十四節気が作られ、日本にも導入されました。

季節   名称
春    立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨
夏    立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑
秋    立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降
    立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒

 

七十二候

「七十二候」(しちじゅうにこう)とは、各節気を三分してTubaki
一年を七十二候にし、時候の変化を示したものです。

立冬は
初侯  「山茶始めて開く」(つばきはじめてひらく)
二候  「地始めて凍る」(ちはじめてこおる)
三候  「金盞香」(きんせんかさく)
頃と解説されています。

七十二候は自然や気象の変化、
動植物の活動などを表しています。

 

太陰太陽暦

日本の旧暦で、太陰暦と太陽暦とを折衷した暦のことです。
つまり、月の動きに合わせて月日が考えられ、
太陽の動きに合わせて季節が考えられていたのです。

 

 

 冬景色      作詞・作曲者不詳  文部省唱歌

 

1.さ霧(ぎり)消ゆる         港江(みなとえ)の
  舟に白し              朝の霜Gyosenn
  ただ水鳥(みずとり)の      声はして
  いまだ覚(さ)めず         岸の家

2.烏(からす)啼(な)きて     木に高く
  人は畑(はた)に         麦を踏む
  げに小春日(こはるび)の    のどけしや
  かえり咲(ざき)の        花も見ゆ

3.嵐吹きて             雲は落ち
  時雨(しぐれ)降りて       日は暮れぬ
  若(も)し燈火(ともしび)の   漏(も)れ来(こ)ずば
  それと分(わ)かじ        野辺(のべ)のさと

 

      『尋常小学唱歌(五)』  大正2年

 

 

 

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