文化の日
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」
という趣旨の国民の祝日。
1946年(昭和21年)のこの日に
日本国憲法が公布されたのに因んで、
1948年(昭和23年)に制定された。
天長節 明治節
この日は明治天皇の誕生日で、明治時代は「天長節」
(てんちょうせつ)という祝祭日でした。
1927年(昭和2年)に、明治天皇の徳をたたえるために
「明治節」という祝日に制定され、1948年(昭和23年)に
廃止されました。
1946年(昭和21年)11月3日、
戦争放棄(平和主義)・主権在民(民主主義)・
基本的人権の尊重(自由・平等主義)を宣言した
新憲法が公布されました。
(施行は1947年(昭和22年)5月3日で、
こちらは「憲法記念日」に制定されています。)
「文化」に因んだ行事・祭典
文化勲章は、日本の文化の発達に貢献した人々に
授与されます。
1937年(昭和12年)に制定され、第1回は同年4月28日
(当時の天長節の前日)に、幸田露伴、横山大観ら
9名に贈られました。その後は、紀元節(2月11日)、
天長節(4月29日)に授与式が行われていました。
1948年(昭和23年)以後は、「文化の日」の11月3日に
式典が行われるようになりました。
演劇・音楽・舞踊・演芸・民俗芸能・映画・放送・レコードなど
諸部門にわたる芸術の祭典です。
1946年(昭和21年)、文化庁の主催で第1回の「芸術祭」が
開かれました。もともと秋に行われていましたが、「文化の日」
制定後は、この日を中心にスケジュールが組まれるようになりました。
1997年(平成9年)からは、デジタルアート、漫画、アニメを対象とした
(2003年から部門変更)、「メディア芸術祭」も開催されています。
芸術祭の大きな目的は、広く一般に、優れた芸術作品を鑑賞する
機会を提供するとともに、芸術の創造とその発展を図ることです。
参加公演・参加作品で、優れた成果を上げた芸術家や団体には、
賞が贈られます。
湯川秀樹博士は、1943年(昭和18年)、
最年少で文化勲章を受章しました。
その後,1949年(昭和24年)には、
ノーベル物理学賞を受賞しました。
日本人のノーベル賞受賞は初めてのことでした。
博士は、明治40年東京に生まれ、京都大学理学部を
卒業し、同大学の名誉教授になられました。
中間子理論を発表して中間子の存在を予言、
素粒子論展開の契機を作り、この中間子は「湯川粒子」
と呼ばれました。
また博士は、核兵器を絶対悪と見なし、核兵器の廃絶を
訴える平和運動にも貢献されました。
「文化の日」の前後、小学校では、演劇や音楽などを
発表する学芸会が行われます。中等教育以上では、
文化祭、大学祭、学園祭などが開催されます。
部活の発表をはじめ、プロのアーチストや芸能人を
呼んだりと、様々なイベントが催されます。
またこの時期、「芸術の秋」にふさわしく、個人の
お稽古事や習い事などでも、発表会が行われます。
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