閏日
太陽暦で、2月29日のこと。
地球が太陽を一周する日数の端数を調節するため、
4年に一度、1年を366日にする日。
2月28日の翌日に29日を加える。
閏年(うるうどし・じゅんねん)
地球は約365.2422日で太陽を1周しています。
ですから、1年を365日とすると約0.2422日分が余ります。
これが4回分たまると、約0.9688日になります。
それで4年に一度366日にするわけです。
しかし今度は、約0.9688日と丸1日との間で誤差が
生じてしまいます。現在、世界の共通暦である
グレゴリオ暦では、次のように定めています。
1.西暦年が4で割り切れる年は閏年。
2.但し、西暦年が100で割り切れる年は平年。
3.但し、西暦年が400で割り切れる年は閏年。
この規則で400年に97回の閏年が設けられています。
それでも、約3320年に1日のずれが生じてしまうそうです。
閏年とオリンピック
近代オリンピックの夏季大会は、閏年に開催されています。
冬季オリンピックも、1992年のアルベールビル大会までは
同年に開催されていましたが、1994年のリレハンメル大会から、
夏季大会と2年おきの、交互に開催されるようになりました。
なぜ2月で調整するのか
現在、多くの国で使われている太陽暦(グレゴリオ暦)は、
旧ローマ帝国時代のユリウス暦に基づきます。この時代の
ローマでは、3月が一年の始まりと考えられていました。
このため一年最後の月である2月で、日数の調整をする
ようになったということです。
なぜ2月は28日しかないのか
太陽暦(グレゴリオ暦)は、ユリウス暦に基づいています。
ジュリアス・シーザーはエジプト遠征の時、エジプトの暦法を
ローマに持ち帰りました。この時すでにエジプトでは、1年を
365日とし、閏年を設ける暦法が完成していました。
「ユリウス」とは「ジュリアス」のラテン語読みです。
エジプト暦では、1年を12の月に分け、奇数月を31日、
偶数月を30日とし、これだと366日になるので、
12番目の月を29日として365日にしていました。
しかし、シーザーの甥で後継ぎになったアウグストゥスが、
自分の権力を示すために戦勝記念月の8月を大の月に
してしまいました。そうなると大の月が7・8・9と3ヶ月も
続いてしまうため、9月以降大小の月を入れ換えたものの、
また一年が366日になり、その調整のため2月はさらに
1日減らされて28日になったのだそうです。
ちなみに、英語の7月・July(ジュライ)は、Julius Caesar
(ジュリアス・シーザー)の誕生月であることにちなんで
名付けられたものです。
8月・August(オーガスト)は、Augustus(アウグストゥス)
から名付けられたものです。
西向く士(にしむくさむらい)
30日および28日である小の月を、31日ある大の月と
区別する覚え方として、「西向くさむらい」があります。
小の月、「2月、4月、6月、9月、11月」を
「二、四、六、九、十一」(に、し、む、く、さむらい)
と語呂合わせするのです。漢字の十一を縦書きすると、
武士の「士」に似ることから、十一は「さむらい」と読みます。
しかし、最近は横書きが多いので、十一では「士」に見えません。
「西向く純一」とでもしてみてはいかがでしょう。
「じゅんいち」は「じゅういち」の駄じゃれです。
閏日生まれの人は、よく冗談を言われたり、からかわれる
対象となることがあります。
例えば、「4年に一度しか歳を取らないのか?」 とか、
「誕生日祝いは4年に1回しかしてもらえないのか?」 とか…。
会話を盛り上げる良い面もありますが、本人にとっては
「相手変われど主(ぬし)変わらず」で、毎度同じことの
繰り返しに、うんざりしている人もいるかもしれません。
でもそれだけ珍しいということなので、ラッキーなことだと
思ってください。というのも、友達や同僚の記憶に残り、
あなたのことをずっと覚えていてもらえる可能性があるからです。
付き合いが無くなってからでも、
「そういえばクラスに2月29日生まれの子がいてさあ…」
などというように、時折話題にされるかもしれないのです。
そしてその話題が、「面白い子だったんだよね!」とか
「いい人でね!」と続くようであれば申し分がありません。
人に思い出してもらえて、それが楽しいことや良い思い出
ならば、あなたはその人の加勢の気、つまりプラスの気を
得ることができて、運気は上昇するのです。
反対に、「イヤな奴だった…」 となると、マイナスの気に
なってしまいますので、あなたの運気は下がってしまいます。
このように人は自分の知らないところで、他人の感情や
意識の影響を受けて、運気が上がり下がりしているのです。
ですから、「人に恨まれるようなことをしてはならない」とか
「人を不快な思いにさせてはならない」と昔から言い伝えられ、
教えられているのです。
このことは誰でもが、心得なければならないことですが、
閏日生まれの人は、なおさら心得ておかなければなりません。
閏日生まれの人は普通の人に比べて、ずっと多くの人に
覚えてもらえて、後々まで話題にのぼる運命にあるのです。
つまり普通の人より、良い運気も悪い運気も増幅しやすいのです。
閏日生まれの人は、この珍しい誕生日をラッキーなものとして、
大いに開運に役立てましょう。笑顔を振りまき、清く行動し、
功徳(くどく)を積んで、良運・吉運を招きましょう。
良運を招く心がけ
前項を読んで思い違いをしてはならない、大切なことがあります。
それは、
「人の噂をして相手の運気が上がり下がりをするのならば、
憎い相手の悪い話をして相手の運気を下げてやれ」
などと思ってはならないということです。
確かに相手の運気は下がるのですが、同時に自分の運気も
下がってしまうということをわきまえましょう。
言葉には言霊(ことだま)といって、霊力があります。
良いことを言えば良いことが、悪いことを言えば悪いことが
自分に返って来るものなのです。
ですから、あることないこと人の悪口を言ってはなりません。
たとえ本当のことであっても、口に出してはなりません。
普段からなるべく人の良い面を見つけて、褒めたり
お礼を述べるように心がけましょう。
そうすれば、言語精霊が加勢して下さって良運を招くことができます。
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